大学生協主催の(類の)短期語学留学を今すぐすることが、平均的日本人が英語ができるようになる【ほとんど唯一の】道である。(二回目からは、「30分・20万円で、できる」桜井方式、で。)
 

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【主要命題1】サンフランシスコは、寒い。

【主要命題2】いわゆる語学短期留学をすることが、普通の日本人にとっては、ほとんど唯一の、英語ができるようになる道である。

【主要命題3】まずは一回「大学生協の語学留学」に今すぐ申し込む。二回目からは、「30分・20万円で、できる、桜井方式、語学留学法」で。

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【サンフランシスコから、桜井です】

日本の皆さん、ならびに外国に滞在中の皆さん、こんにちは、サンフランシスコから、桜井です。

メールではおつたえしましたが、二週間ほどサンフランシスコに語学研修にきております。

英語学校の宿題の英作文をVAIO‐505でやってしまったので、日本語も書きたくなって、これを書いています。

が、せっかく重たい思いをして、VAIOを手荷物にして担いでアメリカまできたのに、ホテルの電話からは外線番号をいれても、プロバイダーに接続できません。(せっかく、「AOL・100時間無料お験しコース」にはいってきたのに!)。半年前に、アーヴァイン(ロサンゼルス郊外)のホテルでやったときも接続できませんでした。何か、システム上の不都合があるのでしょうか?。どなたかごぞんじないですか?。

というわけで、送信は、帰国してからとなるとおもいますが、印象が鮮明なうちに、感じたことを書いておきましょう。

まず、第一は、「サンフランシスコは寒い」ということです。今は、9月下旬ですが、(昼間などTシャツ一枚でも汗ばむときもあるのに)夜などはかなり冷え込んで、セーターの上に、ナイロンのパーカーを着てちょうどいいくらいです。夏などにサンフランシスコに行く予定のある方はどうぞ、ご注意を。

【語学短期留学をすることが、普通の日本人にとっては、ほとんど唯一の、英語ができるようになる道である】

語学学校の方に話を戻しましょう。

一日目は、予想通り、クラスわけのテストでした。これまた予想どおり、TOEFLとほとんど同じような問題のテストをやらされました。TOEFLは必要があって練習していたので、「しめた」とばかりがんばってやってしまいました。ところが、、、、

全部で、「第8グレード」までしかないクラスの「第7.5グレード」のクラスに入れられてしまいました(もちろん、「自慢」です!)。
8ヶ月前にカリフォルニア大学のマーク・ポスター先生から、「(そんなに英語ができないのなら)フランス語なら、できるのか?」といわれた私としては、かなりうれしい結果でした。

が、現実は、甘くはありませんでした。グレード「7.5」のクラスには、日本人が既存では入っていませんでした。「スイス人で、アメリカ資本の会社で働いているので、英語が必要」「スウェーデン人で、やはり米資本の会社で働いているので、英語が必要。スウェーデンでは、小さいときから英語で話している」とかいった人が典型的パタンでした。ほとんどは社会人で、いわゆる「そんじょそこらの学生」のような人は一人もいませんでした。私と一緒に入学してこの「7.5」のクラスに入れられた日本人女性が一人いましたが、彼女も「二年間フランクフルトの三越で働いていた」といったキャリアの方でした。

で、まわりは、このように「いつも仕事で英語を使っている人」ばかりで、会話の時間になるとみんなぺらぺらです。必ずしも完全に正確な英語ではありませんが、「東京人が、大阪弁をまねしてしゃべるように」ちょっと間違っても気にしないでぺらぺらいきます。私は、とくに非ネイティヴの英語を聞き取るのが苦手(ネイティヴの英語の聞き取りも苦手ですが、もちろん)なもので、「顔面蒼白」を通り越して「自分の唇が青くなっていく」のを感じました。

というわけで、典型的な「ペーパー・トーフラー」(トーフルの点数はとれるが、実際の英語の運用能力がない人)のパタンで、クラスを下げてもらうつもりです。

このように今回の語学研修も、しょっぱなから悲惨なパタンではじまりました。が、やはり、アメリカでの語学研修の効果は大きいと感じています。

前回(8ヶ月まえ)のアメリカ滞在での二ヶ月の語学研修のおかげで、当時(8ヶ月前に渡米した当初)と比べて、格段に自分の英語運用能力が向上しているのを感じます。

日本で英語圏に行くこともせずにこつこつと英語の「勉強」をしている人がけっこう多いようです(私のそのようなパタンのひとりでした)。が、渡米してから振り返ってみると、日本にいたころの英語の勉強は、「そんな勉強を、いくらやっても、一生のうちに、英語ができるようになったと自分で納得できるようになることがほとんど期待できない」ようなトレーニングだったように感じます。いわば「今世のうちでは、成就しない勉強」です。

それに対して、渡米してからの英語のトレーニングは、(まだまだ不満足な状態とはいえ)、やればやっただけすぐさま成果を実感できるような、トレーニングであると、感じます。

というわけで、皆さんにも、日本での「畳の上の水練」「今世では成就しない勉強」のような英語学習から、一日も早く「英語圏に滞在しての、(実際の水の中での水練のような)英語トレーニング」にスイッチを切り替えることをおすすめします。

【まずは一回「大学生協の語学留学」に今すぐ申し込む】

では、どうすればいいか、というと、前にもかきましたが、

まずは、一回「大学生協主催」の「語学留学プログラム」で、短期でもいいから、渡米してみる、ことをおすすめします。

この種の「短期語学留学」を馬鹿にする人はけっこういるようです。

が、短期語学留学は、それだけの手間ヒマ金をかけただけの効果がある場合が多いとおもいます。

(当地の学校には、お金にシビアな?、南米人・ドイツ人・スイス人など、多く来ています)。

あるいは、「現在の平均的日本人にとって、短期語学留学は、英語が満足にできるようになるための、【ほとんど、唯一の道】である(ただし「十分条件」ではない)」といってもいいと思います。

期間は、一ヶ月とか、どうしても時間金の都合がつかないなら、二週間でも、まあ、しょうがないですねぇ。

とにかく「まずは一回いってみる」のが重要だと思います。

そりゃぁ、一ヶ月ではなくて、二年とか、いったほうがいいに決まっています。また、たんに英語の勉強をしにいくよりも、学位(MBAとか、ph.Dとか)を取得したほうがいいに決まっています。

が、現在の平均的日本人にとっては、複数年留学するとか学位を外国で取るとかいったことは、必ずしも現実的なことではないでしょう。

平均的な日本人にとっては、大学生協主催(の類の)語学留学プログラムで、まずは、一回いってみる。これがもっとも現実的だとおもいますし、効果もある程度期待できます。

たしかに生協とか通すと、手続き料3万円くらいかかりますが、それだけの価値はあるとおもいます。

夏休み・春休み・お正月をはずしていくと、飛行機代の相場が低いので、かなり安くいけると思います。(今回私は、9月19日出発でしたが、アメリカ西海岸まで往復7万円弱でした)。

大学生協のパンフレットは、夏休み・春休み前にできるようですが、【手続き自体は、一年中できる】のではないでしょうか。

というわけで、オフレコですが、大学の学期中に大学生協をとおして語学留学するのがいいのではないでしょうか。

あるいは、飛行機の相場は、「出発日」で決まるので、夏休み前・春休み「前」に出発するのもひとつの手でしょう(期末試験の問題がのこりますが、、、、)。
 

【公認の英語学校に行くこと】

たんなる外国旅行もけっこうです。どんどんいってください。

が、こと英語習得をめざすなら、やはり、(I-20の発行できる米政府公認の)英語学校に行くことをおすすめします。

やっていることは、別にとくべつのことではありません。が、毎日4時間ほど強制的にネイティブの先生の生の授業を受けて、英語の課題をあたえられるのは、大きな学習効果がある、とおもいます。

長期滞米者の中には、ちゃんと英語学校にいかないで、英語が伸び悩んでいる人がけっこう多いような気がします。

もし、都合がつくなら、アメリカの有名大学(アイビーリーグ各校、カリフォルニア大学(特にバークレー)、MIT、シカゴ大学、スタンフォード大学など)のextenston(付属学校)にいくことをおすすめしますが、この点はさほどこだわらなくてもけっこうです。
 

【平均的日本人にとって、「日本を捨てる」のは不利である】

短期留学を相対的におすすめするのは、もうひとつ理由があります。それは、平均的日本人にとって、日本人であることを捨てるは不利である、ということです。

アメリカの英語学校に行っていると、まあなんともうしましょうか表現しにくいですが、長期留学していていわば「日本を捨てた」というか「日本に捨てられた(失礼!)」というか、つまり、平均的な日本人のライフコースの「線路」から外れてしまっているなあ、というような人にであいます。

わかりやすくいってしまえば、「この人は、日本に帰国しても、「外人として」雇用されるんじゃないかなあ」、というようなタイプの人たちです。

もちろん、各人がどのようなライフコースを取るかどうかは各人の自己責任・自由です。

が、有利不利だけ考えると、日本人として日本企業に雇用されるのはいまだ有利(アドヴァンテージ)だと思います。(近い将来どうなるかは、疑問ですが)。

というわけで、なまじ長期留学して「日本人の線路」から外れてしまうよりも、短期留学して「英語のできる日本人」でいたほうが、少なくとも現状では、有利だと思います。
 

【英語習得は、「ほとんど必要」だが、「まったく十分」ではない】

私桜井は、最近英語習得の重要性を力説しているので、一部で誤解があるようです。私は、「英語さえできるようになればよい」と考えているわけではありません。つまり、英語ができること自体は、多くの人の人生設計にとって、「まったく十分」条件であるとはかんがえていません。

が、近い将来の日本人の多くの人生設計にとって、「ほとんど必要」な条件になる、とおもっているのです。

まあ、「車の免許」のようなもの、と、おかんがえください。
 

【桜井方式。30分・20万円で、語学留学を申し込む方法】

もちろん、「一回、一ヶ月」程度留学したからといって、まったく「不十分」です。ぜひ、また、いきましょう。

二回目からは、だいぶ要領も得て、「自分で」手続きできるようになるでしょう。

前回行ったのと違う場所をねらうのもいいでしょう(今回の私のパタン)。

今回私が、自分で申し込んだパタンを参考までに書いておきましょう。

用意するもの。クレジットカード(必ずVISAか、マスター)。生協主催の語学研修のパンフレット。インターネットの端末。電話。FAX。以上です。

学校を選ぶ際の参考資料は、日本でも何種類か発行されていますが、ここでも、生協のパンフレットを使うのが、タダだし、けっこう充実していると思います。

生協のパンフで、ある程度行きたい学校に当たりをつけたら、インターネットでサーチしてみます。ホームページ上のフォームに記入するだけで、その学校のパンフを郵送してくれるところが多いので、どんどん取り寄せましょう。

で、行きたい学校、行く期間が、決まったら、【まず、飛行機のほうから、押さえ】ましょう。

鹿児島でしたら、HIS(099-225-3700) 大学生協、ウィルツアー(099-239-6711)などに電話して、一番安いところに申し込みました(今回私は、HISでした)。

で、飛行機をおさえたら、【飛行機の手付金を払う前に、】今度は、学校・宿舎(宿舎はだいたい学校が手配してくれます)をおさえます。

インターネットから学校の申込書をダウンロードして、必要事項を書き込みます。申込金3万円ぐらい(デポジットですから無駄金ではありません)をカードで支払う場合が多いようです。

オンラインでも申し込めますが、カードの番号をインターネットで送るのがいやだったので、私はFAXでおくりました。

以上で終わりです。てきぱきやれば、【30分で、終わる】と思います。

で、学校の方から、申し込み受諾と宿舎の確認のFAXがきたら、飛行機代の手付を払っておきます。

もし、【ビザが必要な場合はもう少し複雑】になりますので、ご注意。

今回私は、サンフランシスコの中心街にある「Embassy CES」という英語学校にきています。(金融街の中の近代的な20階だてほどのビルの、8階と11階を使用)。

週18時間の「Semi Intensive」のクラスで、二週間で、「450ドル(プラス入学金100ドル)」

宿舎は、学校から歩いて20分ほどの、レジデンス(二食つきのふるーいホテル)で、二週間で、「シングルルーム・バスは共同で、520ドル」でした。

あと、飛行機代は、68800円でした。

一日目に、学校の受付で、残金700ドルぐらいをマスターカードでしはらいました。

まあ、ざっと、総額20万円弱といったところでしょうか。(今回は、すべて、私費です)。
 

【はたして、「高い」、か?】

以上の金額を、高いとおもうか、安いと思うかは、人によるでしょう。

授業料が高いとおもうかもしれませんが、計36時間で、約5万円というのは、時間割で考えると、日本で、よくある英会話学校にいっているのよりも割安ではないでしょうか?。

旅費・滞在費も、「鹿児島から東京に出張」するのと比べてそれほど高いとはおもえません。

(ただし、サンフランシスコのダウンタウンの物価水準自体は、かなり高い、です。同級生の女性などは、昼食は、学校のキッチンでカップヌードルをたべていました)。
 

【日本でのトレーニング法】

というわけで、大学生協主催でいいから、まずは一回、行ってみることをおすすめします。が、これは「必要」であって、「十分」ではありません。

まずはいますぐ申しこんでおいて、渡米前・帰国後も、ガシガシ、トレーニングしましょう。

まずは、いつもいうことですが、TOEICやTOEFLを、頻繁に受けて、ペースメーカーにしましょう。日本企業に就職するつもりの人は、TOEIC、アメリカ・カナダの大学(院)に関心がある人は、TOEFL(本番は値段が高いので、まずは「模試」(インスティトゥーショナルTOEFL)でけっこうです)をうけて、「自分の客観的的位置」を常に確認しましょう。

日本での英会話学校も、「渡米予定があってお尻に火がついている人」「アメリカから帰国して、本番の大変さがわかっている人」には、けっこう効果がある、とおもいます。日本の英会話学校の効果は生徒(あなた自身)のやる気によってほとんどきまってしまうので、(学校・先生の質を問うよりも)割安でレッスンの多い学校を狙いましょう。ただし、やる気はあまり続かないものなので、「一年間の学費を前払い」してしまうようなことはあまりおすすめしません。

鹿児島なら、火曜から土曜まで、毎日「ニコマ」(ただし、火曜は、日本人の先生のクラスとスペイン語クラス)すべてちがう先生で、「何回出席しても、月謝9千5百円ボッキリ」の、「カンバセーション・カウボーイ」(099-229-8825)などはどうでしょうか。(私も通いました)。
 

【総合評価】

(やっと、二週間の研修も終わり、いまは、サンフランシスコ空港の待合室で、空港のコンセントからの電源で、これを書いています。)

今回の研修についての総合的な評価をかいておきましょう。

まず、「織り込んで」はいましたが、やはり「二週間」はあっという間でした。今回の研修は、「二回目」なので、これでもよかったですが、「初めて」の人は、やはり「4週間」以上がいいでしょう。(が、いつも言っていますが、「二週間」でも「行かないよりは、ずっとマシ」です。)

短期語学研修自体に関しては、やはり、かなり評価できる、とかんじました。4週間程度の研修を、三回ぐらいやれば、かなり英語ができるようになるのではないでしょうか。私自身、前回の研修の開始時点では、四つあるクラスのうちの下から二番目、でした。が、今回の研修を終えた時点では、ESLの生徒の中では、「かなり上の方」(8段階の上から二番目くらい)にランクされているようになったようです。

学校について。今回の「Embassy CES」について、評価してみましよう。結論からいうと、「まあまあ」といったところです。前回のカリフォルニア大学アーヴァイン校(以下、UCI)のextension(付属学校)のESLを、「65点」とすると、「Embassy CES」は「60点」といったところでしょうか。

まず、高いグレードのクラスに入れたからでもあるでしょうが、なかなか、生徒のやる気が高くてよかったです。

この意味でも、【日本にいるうちにTOEFLやTOEICのスコアをあげておいて、こちらでは、ひとつでも高いクラスに入る】ことが重要だと思います。(今回の私のように、高いクラスに入れられてから「クラスを下げる」のは容易です。)

2週間から4週間程度の生徒が多いので、「一時間とも無駄にしまい」というような生徒が多かったような気がします。

悪かった点は、教師のあたりはずれが大きかったという点です。よい先生はとてもよいのですが、悪い先生だとねむくなります。UCIでも悪い先生はいましたが、UCIでは、「三人の教師」が受け持っていたので、リスクが分散されました。それにたいして、「Embassy CES」は、教師二人体制だったので、悪い教師のデメリットがもろにでました。

【イギリスよりも、アメリカ、か?】

語学留学の行き先はどこがいいでしょうか、という質問受けるときがあります。

もちろん、お好みでお好きなところにいくのがいいでしょう。

が、現在ではやはり「米語」こそがデファクトスタンダードでしょう。

また、米語は、イギリス英語と比べて、日本人には、聞き取りにくいようです。また、現在の米語は、イギリス英語とかなりことなってきているようです。

というわけで、イギリスよりもアメリカに行くことをわたしとしてはおすすめします。
 

【サンフランシスコは「理想的滞在地」!?】

(今度は、サンフランシスコから成田への機内で、書いています)

今回の滞在地は、サンフランシスコでした。これは、2-4週間の滞米にとってはなかなかよい滞在地であったとおもいます。サンフランシスコは公共交通機関が発達していたので、放課後はいろいろな近場の観光スポットをたずねあるきました。

前回のロスアンゼルス郊外は、車がないとほんとにいくところがなくて、また車で出かけても「モール(大きなショッピングセンター)」ばかりで、二ヶ月のおしまい頃には、「閉塞感」にさいなまれました。

それにくらべて、サンフランシスコは、ダウンタウンが面白く、また、思っていたよりも治安がよく(ただし、「危ないところ」には行かないこと!)、2-4週間の滞米ならば、かなり理想に近い滞在地ではないでしょうか。(ただし、「ホームレス」が非常におおいので、ご覚悟のほどを)。

一ヶ月やそれ以上も、アメリカの田舎町に滞在しても、しょうがないのではないでしょうか?。

【本屋が、よい!】

私が滞在したAnsonia Hotel(「地球の歩き方・サンフランシスコ」の、レジデンスクラブの二番目に記述あり)は、ユニオン・スクエアというダウンタウンの中心地から、歩いて5分ほどで、「Border's」(アメリカの二大書店チェーンのひとつ)からもすぐのところにあり、Border'sには何回もかよいました。

サンフランシスコのBorder'sは、品揃えがすばらしく、私好みで、思いのほか本をかってしまいました。また、バークレーのCody'sやコロンバスアベニューのCity Lights など、有名な本屋は、期待にたがわない品揃えで、両店ともに、二回も行って、アナーキズム(!)や、社会生物学関係の書籍を、かいこんできました(両店とも、「アナーキズム」の棚、があるのでびっくりしました)。

ロサンゼルス周辺にも、Border'sや、Barns&Noble(アメリカ最大の書店チェーン)の店舗がありましたが、全般的に(とくに、後者は)、品揃えが「大衆向け」でがっかりした記憶があります。「紀伊国屋新宿南店のほうがいいや(ただし、値段は、べつ)」と思った記憶があります。
 

【国際キャッシュカード・マスク・保険】

あと、こまごましたことをいくつか、、、、。

・ご存知の人も多いと思いますが、海外に行く前には、(クレジットカードはもちろんですが)ぜひ、国際キャッシュカードをつくっていきましょう。日本での銀行カードのように、むこうのATMで、お金が引き出せるカードです。私は、郵便局の「シティバンクカード」をもっていきました(日本国内の郵貯の口座に円の貯金があれば、ドルで引き出せる。確認してませんが、両替するよりレートがいいんじゃないですかねぇ)。

このカードは、つくるだけではだめで、かならず、【渡航前に日本国内で「保留解除設定」をしなければなりません!】。また、つくるのに、「半月から一ヶ月」程度の期間が必要です。

すくなくともサンフランシスコのダウンタウンでは、そこらじゅうに、グローサリーストアーなどに、ATMがありました。(むかし、多額の現金をもっていったのとくらべると便利になったものです)。

・飛行機の機内は、空気が乾燥してとても鼻・のどが乾燥します。(アイマスクだけでなくて)(ふつうの口にする)マスクをわたしはもっていくようにしています。

・これもいつもいいますが、「海外旅行保険」には必ず入りましょう。(ただし、クレジットカードによっては、「ついている」場合がある)。

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