「OLの思秋期」

桜井芳生 著作権保持001009 Yoshio SAKURAI. All rights reserved.2000/10/09
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【主要命題】

「OLの思秋期」に、どう対処するか、が、大きな問題である。

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000929みなさんこんにちは、別稿でものべましたが、三週間ほど、ニューヨークの英語学校にいってまいりました。

000929そこで、(別稿ではのべなかった)あることをかんじました。それは、20代後半の日本女性の生徒さんがけっこういた、ということです。

000929どうもみなさん、「OL生活にいやけがさして?」、会社をやめたりしてニューヨークにいらしている方が多いようです。

000929二十代後半から三十近くになって、会社のなかでの自分の将来も「見えて」しまう。しかしまた、平凡な(失礼!)「結婚→寿退社」にものりきれない。

000929そんなかたがたが、「一念発起?」して、人生を変えよう?として、ニューヨークに来られる方がおおいようです。

000929そんな貴女のココロが、痛いほど伝わってきます。

000929そんな、「OL」さんたちの、「むずかしいお年頃」を「OLの思秋期」とよぶこともできるでしょう。(すでに、言われていますかねぇ?)。

000929が、別稿でもふれたとおり、そうやって、「とりあえず英語学校で学生ビザをとって渡米」したようなひとたちのおおくは、「その後、ニューヨークでなにをするか」が明確ではありません。

000929無計画に滞在しても果実が得られるほど、「ニューヨークはアマイところではない」でしょう。

000929ニューヨークにいらした「OLやめた女(ひと)」は、いわば、「氷山の一角」でしょう。

000929このような「OLの思秋期」にどのように対処していくかは、現代日本社会の大きな問題でしょう。(もちろん、「少子化」その他の現象に密接にかかわっている、でしょう)。

(001005の日経新聞の記事「ちょこっと留学OL急増中」も参考にしました)。

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