桜井芳生
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【主要命題】少なくとも現代日本においては、ネットワーカーは、社会的にいって、「二流」となる(である)危険性がある。
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まさに、ネットワーク上で、こんなことをいうのは、「それをいっちゃあ、おしまいだよ」みたいなものかもしれないが、
少なくとも「現代日本」においては、ネットワーカーは、社会的にいって、「二流である、蓋然性」・「二流となってしまう危険性」、があるのではないだろうか。
インターネットなどがある程度普及しつつあるとはいえ、未だ日本においては、ネットの外の「現実社会(世間)」と「マスコミ」こそが「オモテ社会」であろう。
このような「オモテ社会」に何らかの疎外感・不十分な被承認を、感じている人たちが、好んで「ネット」社会に参入するということはありそうなことだ。
というわけで、ネットは、「時代の最先端」であるかのようにみえるが(これはこれで正しいと思う)、じつは「二流」のものたちが、相互承認しあう二流社会、となる(である)可能性もあるだろう。
われわれネットにふれる者は、
1。自分のネットへの選好は、じつはオモテ社会へに不適応によっているのではないか、と反省してみる。
2。自分の「被承認欲求」のはけ口としてネットが機能しているのではないか、と反省してみる。
などしてみると、いいかもしれない。
謝謝!!