しろうとのための、国家U種・地方上級公務員試験対策

「民法」攻略法(私案)

               桜井芳生971229                

sakurai.yoshio@nifty.ne.jp
http://member.nifty.ne.jp/ysakurai/
 
 

多くの人にとって、公務員試験では、経済学と民法が難関のようだ。 経済学については先日(97年4月)に自主ゼミをした。 (そこでは、イミダスの西村和雄の「経済理論」をテキストにした。これは毎年ヴァージョンアップされるので、必ず最新版を利用のこと)。(独学する人には、他に、有斐閣「入門・経済学」(猪木・鴇田・藪下)(同名異書があるのでちゅうい!)の1・3・4・5章だけ読むことをおすすめします。)

【まず、伊藤真「民法入門」(日本評論社)をざっと読む。】

で、問題の民法である。先日「東京アカデミー」(鹿児島校)で、一日6時間で、1500円で、民法の入門を講義するというコースがあってので、受けてみた。

なかなかよかった。(他にも、「一般知能」「経済学」!!の一日コースがありました!!)

そこでテキストのされていたのが、伊藤真の「民法総則」のはじめの50ページぐらいだった。

「全体がわからないと部分もわからない」民法を俯瞰するのにとてもよい記述だった。

で、この記述は伊藤真「民法入門」(日本評論社)とほぼないようが同じようである。親族法が入っているだけ、後者の方がわれわれにとっては「お得」といえそうだ。

で、この伊藤真「民法入門」(日本評論社)を「ざっと読む」ことをまずおすすめする。おそらく2〜3日で読めるだろう。

【「民法(ハッとするほどよくわかる)」(公務員試験協会)のEXだけをやる】

次に、「民法(ハッとするほどよくわかる)」(公務員試験協会)のEXだけをやろう。

こつはEX(問題)を見て、すぐやろうとしないで、まずは「解説を見て」納得してから、答えを考えて、すぐに正解を見る、ことである。

法律の問題なんてわからないのは、いくら考えてもわかるものではない。決して「考え込まない」のがこつ。

EXは全部で、39題あるので、ザァーと、こんな感じで目を通してしまおう。だいたい3〜4日。

で、忘れないうちに、もう一回、EXを解いてみるのである。あとはこれの繰り返し。

余裕があったら、同書の「練習」問題や、他の本(「はじめて学ぶやさしい民法」の「練習問題」)にも手を出してみよう。。

【「はじめて学ぶやさしい民法」は、「英文法の参考書のように、引くように」使う】

実務教育出版の「はじめて学ぶやさしい民法」をもっている人はけっこう多いと思う。が、この本じつはけっこうむずかしくないですか?

私としては、上述の方法で勉強して、「はじめて学ぶ」は高校時代の「英語文法の参考書」のように「引くようにつかう」といいのではないか、とおもう。

【「六法」は、「公務員試験六法」(三省堂)がおすすめ?】

例の東京アカデミーでは、みんな「公務員試験六法」(三省堂)を使っていた。

たしかに、公務員試験の過去問とリンクして、判例などが入っていてべんりそうだ。

もっとよい教材など、お気づきの点があったら、ぜひ桜井にお教えください!!。

桜井芳生ホームページに戻る