こんにちは、桜井芳生です。

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桜井研究所通信960923、自殺を減らす三つの方法をお送りします。

鹿児島大学のみなさん、桜井研究所mlのみなさんに啓発されました。感謝いたします。

960923自殺とは、多くは、被承認欲求がみたされていない者による、被承認への「手口」であろう。

「遺書」とは、多くは、その際に「承認」を得るための(さらに「よりよい承認」を得るための)「手口」であろう。そして「日記」とは、多くは、このような遺書であることがあからさまにはみえないように仕組まれた「同じ手口」であろう。

960923したがってもしこの視点がなんらの程度であれ正しいのだとすると、自殺を減らすのは簡単である。

すなわち「遺書は読まずに廃棄する」「日記も読まずに廃棄する」「自殺者は、彼が生きていたということ自体を抹消する(戸籍ならびに彼への思いでの抹消)」、この三点をおこなえばよい。

960923ただ、以上の考察では、いまだ、「なぜわれわれは自殺者の日記を読んで多くの場合感動してしまうのか」という問題は解かれていない。

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