地元マスコミに受かるための、三命題。

2000年12月10日
桜井芳生 Yoshio SAKURAI   all rights reserved 2000/12/10
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1.地元のマスコミは地元出身者をとりたがっている。チャンスはある。

2.マスコミでは、筆記試験で落ちる人が多い。ほぼ満点が取れるように完全に対策をしておくこと。

3.東京の企業から受け始めて、「東京から落ちてきた、鹿児島出身w大生」に、負けないようにすることが、重要である。
 

学生さん、こんにちは。桜井です。例によって(ただし今日は)学会で来ている東大の駒場校舎で、これを書いています。

前から言っているかとおもいますが、私は、一週間5日間のうち、何度でても、月謝9500円ぽっきりの英会話教室カンバセーション・カウボーイズ(鹿児島市天文館)にかよっています。天文館(鹿児島の銀座?)でやっているもので、ジモト新聞社の関係者の方が何人かいらしています。

先日、レッスンがはじまるまでの空き時間に、そのおひとりの方とおはなしさせていただきました。「最近、御社では、ほとんど、鹿児島大生をとってないですよねぇ」とかいった話です。

すると、正確な文言はわすれましたが、「むかしは、結果的に、ほとんど採用社は、鹿大卒業生だった。(そのかた自身、鹿大の理系ご出身です。)が、最近は、採用数を減らしたもので、鹿大生がほとんど入らなくなってしまった。しかし、鹿児島県の地方のほうに取材にいったりするので、鹿児島の方言がしゃべれないとこまる。それで、鹿児島出身の、東京の大学生(w大とか)が、ほとんどになっている」とのことでした。

おしゃべりの一環ですので、あまりに鵜呑みにするのは禁物でしょう。が、「地元新聞社ご自身は、地元出身者をとりたがっている。とくに、鹿児島方言がはなせるのは必須である。しかし、近年採用数が少ないので、鹿児島出身の東京の大学生に席巻されている。」ということはななりたしからしいでしょう。

ということは、現状でも、鹿児島出身であるかぎりは、鹿大生にも、大いにチャンスはあるとおもわれます。

が、「1.鹿児島出身の東京の大学生に、負けないように留意すること」

「2.まずは、筆記試験で、いきのこるように、十分完全な対策を立てること」

「3.たとえ、第一志望が、鹿児島の企業でも、「東京の企業から」受け始めて、「東京から受け続けて落ちてきた、鹿児島出身のw大生」などに、負けないように、「実戦慣れ」すること」

これらが重要だと思われます。

しくこいですが、主要命題としてもまとめると、

1.地元のマスコミは地元出身者をとりたがっている。チャンスはある。

2.マスコミでは、筆記試験で落ちる人が多い。ほぼ満点が取れるように完全に対策をしておくこと。

3.東京の企業から受け始めて、「東京から落ちてきた、鹿児島出身w大生」に、負けないようにすることが、重要である。

というわけで、下級生のひとも、筆記試験対策をいまからはじめて、東京・海外などに頻繁にいって、「世慣れ」しておくてください。(東京にいったら、ディズニーランドだけでなくて、早稲田大学のキャンパスにいって、「慣れ」ておくのも、馬鹿にできないとおもいます。どうぞ、おためしあれ)。

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