【東大に入らなくても、東大大学院を利用する法】(桜井研究所通信971118)

                 桜井芳生

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【主要命題】本郷社会学研究室前と、駒場二号館三階相関院生室の、「研究会情報」をチェックせよ。

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以前、東大大学院に合格する方法を書いた。

(ちなみに、誤解のないようにいっておくと、私はべつに【大学院進学をおすすめはしない】。はっきり言って、今後大学教員は「構造不況業種」である。それでも大学院進学をしたいという方はぜひ東大大学院に行け、というだけだ)。

が、じつは、東大大学院に入学しなくても、東大大学院の利用する方法がある。

それは、東大の大学院生らがやっている「研究会」に参加する、という手である。

大学院では、正規の授業よりも、院生相互の切磋琢磨の方がじつは教育効果がたかかったりする。

また、小規模な研究会でのディスカッションの認識利得は非常に高い。(学会、電子メール、メーリングリスト!、読書の比ではありません!!)

幸い、参加者を東大関係者に限定した研究会は聞いたことがない。実際、ほとんどの研究会には、東大部外者が参加している。(ついでにいっておくと、正規の授業(ゼミ)でも他大学の院生の聴講を断る先生はほとんどいないだろう)。

研究会の見つけ方は、たとえば、社会学なら【本郷法文二号館一階社会学研究室前の壁】に掲示されているし、相関社会科学関係は、【駒場二号館三階相関院生室内ホワイトボード】に掲示されている。

(有名な、言語研究会にかんしてホームページが開設された。ぜひ参照してください。http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~akahori/gengo00.html)

(ぜひ、相関の掲示は、【部屋の外】、にしていただきたい!。また、最近は、本郷と駒場での交流量が落ちているようだ。ぜひ、本郷・駒場【双方に掲示】していただきたい!!。関係者の方、どうぞよろしく!!】)(また、桜井研究所通信も、研究会の掲示に、ご利用ください。!!)

一度研究会に顔をだして幹事の方にメールアドレスを知らせておけば、以後メールで案内を送ってくれる研究会がおおい。

プロ棋士の修行ではないが、この種の研究会に出席するのは、「若ければ若いほどよい」。(できたら、学部生のうちに、参加したい)。(ただし、それぞれの研究会のそれまでの運営方針をじゃましないように)。

アナタも「そのうち」などといっていないで、すぐに参加したほうが【身のため】だろう。

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