970930就職のための【悪魔の助言】(大学三年生にむけて)。(改訂版)

               桜井芳生

           sakurai.yoshio@nifty.ne.jp                              
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【美言は、信ならず。免責・注意】

大学三年生のみなさん。そろそろ大学生活も「三年後期」ですね。「就職」の準備ははじめてますか?。

就職に関しては、いろいろと世の中でのべられていますが、どうも「タテマエ」「美言」が多いようです。

ここでは、タテマエを廃して、あくまで、私個人の独断と偏見によって、就職活動へのアドバイスを述べてみます。実際に活動してみてのご意見などを是非およせください。

ただし、世のタテマエを打破することを目指していますので、かなりきわどいことも書いてみます。本稿のよって【読者がいかなる不利益をこうむろうとも筆者はいっさいの責任を負えません】ので、ご了承ください。また、論旨に関してセクハラ云々の非難もご容赦ください。

【第一の、最高の、助言。「メンタツ・ビデオ」三千円を買う。これで、決まる!!】

本稿を通じて筆者がもっともいいたいこと、それは、「メンタツ・ビデオを購入せよ」ということです。

「面接の達人」という本は多くの人が知っているでしょう。が、これのビデオ版がでていることはあまり知られていないようです。(ダイヤモンド社03-3504-6517)

このビデオ版がなかなかいいのです。本よりもおすすめできます。

とくにビデオの中で、中谷彰宏が、実際に面接官になったようにして貴女に設問し、ビデオを止めて貴女が返答するところがあります。

いわば、【面接のシミュレーションができる】わけです。

必ず【紙に、150字で、自分の「回答」を書いてみる】こと。こうしないと、ビデオ代3000円が無駄になる。

まずは「自己紹介」、つぎに 「志望動機」を、完璧にしましょう。

このビデオは、約3000円です。ぜひ、【身銭を切って買いましょう】。3000円で、就職の内定がとれるならやすいものです。【使うべきところに金を使う】習慣を今からつけましょう。

鹿児島大学の学生さんは、「面接の下手さかげん」では定評?があります。

このビデオを自腹を切ってかって、【モトをとろう】と思って、必死に面接のシミュレーションをすれば、鹿児島レベルではほとんど「連戦連勝」するのではないでしょうか。

【男性への、第二の助言。身体をビルド・アップせよ】

男性への第二の助言は、【見た目がたくましい男になれ】、というものです。

実社会は「からだが資本」です。面接の当日での見た目のたくましさこそ、あなたの商品価値を高めるものはないでしょう。

ぜひ何らかの、身体のビルド・アップのエクササイズを今から初めてください。

見た目が変わるだけではなくて、生きていく姿勢自体が「前向き」になって行くでしょう。

【船木誠勝の「ハイブリッド肉体改造法」をおすすめ】

具体的には、ベースボールマガジン社刊の船木誠勝の「ハイブリッド肉体改造法」をおすすめします。

格闘技集団パンクラスを率いる船木誠勝が自分の肉体改造法を公開した本です。

【女性への、第二の助言。「あか抜けた女」になれ。今から、毎日「濃いめ」の化粧をし、「ミニスカート」をはき、「髪」をいたわれ!】

女性への第二の助言は、あか抜けた、艶(つや)っぽい女になれ、ということです。

現在においても就職の面接官の多くは(中年)男性でしょう。

その中年男性面接官が、「ついつい採ってしまいたくなるような」女性になってください。

【口紅はもっと赤く、ファンデーションはもっと白く】

まずは、【化粧】です。私にいわせれば、世の中に美人・不美人といったものは存在しません。【化粧映えのする女と、しない女】がいるだけです。

ぜひみなさんは、「化粧映えのする女」になってください。

化粧についての細かいノウハウは私はわかりませんが、まずは「慣れる」ことでしょう。そのためにも、三年生の今から、毎日化粧をすることをおすすめします。

いうまでもありませんが、就職するためには、「男受けする化粧」をしなければ意味がありません。

どうも全般的にいって、女の人は化粧が「薄すぎる」ように思います。女の感覚よりも「もうふたまわり」ほど、【ヨリ赤い口紅】と【ヨリ白いファンデーション】をつけましょう。

「男は薄化粧好き」という考えもあるでしょうが、私にいわせれば、これは「神話」です。キャバレーのホステスさんの化粧をみてください。あれこそが男に受ける化粧です。

【いまからミニスカートをはく。キュロット・パンツルックは不可】

顔はいまいちでも、足はきれいな女性は多いと思います。ところが、鹿児島はあつくて日差しが強いせいか、「足の立ち居振る舞いのきれいな学生さんが少ない」ように思います。(蒸し暑いので、つい、膝をそろえずに座ってしまう。日に焼けやすいので、短いスカートを避けて、ジーンズなどをはいてしまう)。

ぜひ今から短めのスカートをはいて、「足の立ち居振る舞い」のきれいな女になってください。注意点は、キュロットは避けた方がいい、ということです。どうもキュロットは「足に緊張感がなくなる」ような気がします。

なお、面接当日も、心持ち短めのスカートをおすすめします。

【茶髪・パーマは髪への負担に注意】

面接当日は、美しい髪の状態でのぞみたいものです。しかし、鹿児島は日差しが強いので、就職活動中に髪を傷める女性が多いようです。

日差しの強い時は、帽子をかぶって髪をいたわりましょう。

また、髪を染めたりパーマしたりすることがはやっているようですが、たとえ、面接の当日には色やパーマが落ちていたとしても、かなり髪にダメージが残っている人が多いようです。

茶髪やパーマの人は、面接の何ヶ月も前から、髪をいたわる計画をたててください。

(以上に関しては、「面接官の本音を知る本」「好感度美人book」も、参照してください)。

【以上二つの助言を実行しても、成功しなかった方は、ご連絡ください】

以上の二つの助言を実行してもらえばおそらくかなりよい結果がでるのではないでしょうか。

万一、この二つの助言を実行したが、成功しなかったという方は、私に電子メールをお送りください。「敗因分析」をさせていただき、本稿のヴァージョンアップの参考にさせていただきたいと思います。

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【その他、気をつけること】

そのほか、気をつけるべきこととして以下のようなことがあるでしょう。

【どんな仕事につきたいか、わからない人は……】

三年生の今でも、自分がどんな仕事につきたいかはっきりしない人、あるいはある仕事につくためにどうしていいかわからない人も多いでしょう。そんな人には「なりたい○○」「○○になるには」といった本のシリーズを読んでみることをおすすめします。(鹿児島ならジュンク堂の就職コーナーにならんでいます)。

【遅刻をしない。約束をまもる。】

遅刻をしても平気な人が意外に多いものです。

遅刻をするとは、【他人の時間を貴女のせいで無駄にする】ことです。

こんな人が満足な就職をできるはずがありませんね。

【OB訪問を早めにする】

早めにOB訪問をしましょう。とくに最近は、せっかく就職してもやめてしまう人が多いようです。OBなどにあって自分がその会社にほんとにあっているのか確かめましょう。OBを探すのは、学生係の窓口に行けば同窓会名簿を見せてもらえます。

OB訪問から帰ったら【すぐに】はがきに手書きで【お礼状】を書きましょう。社会人としての常識!。

【今や、マニュアル本は、「必要」である。】

今や、マニュアル本を参考にしないで、就職戦線を乗り切るのは難しい。「絶対内定」や、「面接の達人」など、バカにしないで、買って参考にしてください。

とくにマスコミ志望の人は、参考書をたくさん買って、「就職常識」から乗りおくれないようにしてください。

【スーツを着なれる】

どうも、スーツをうまく着こなせる人が少ないようです。着こなしが下手だと、田舎者に見えてしまって大変ソンです。3年生の時から、スーツになれるようにしましょう。

最近は、カジュアル系(ストリート系?)のファッションがはやっているようですが、スーツやネクタイを着るような習慣も早くからつけてください。

【胸をはって歩く、胸をはって生きる。】

姿勢の悪い人が多いようです。とくにパソコンの普及によって(キーボードをたたくため)、猫背になる人が多いようです。

日頃から、胸をはって歩く、胸をはって生きる、ことを心がけましょう。

【インターネット・ブランドタッチは、当然】

現在においては、インターネットができ、ブラインドタッチ(キーボードをみないで打てる)ができるのは、【当然】です。

【民間プロバイダーに、自分のホームページを持つ】

ぜひ、自宅から、インターネットプロバイダーに契約して、自分の自己紹介ホームページを持ちましょう。【自力で契約して、自力で接続し、自力でアップロードできる】、というのが【ウリ】です。

【時事問題テレビをみる】

NTV深夜の「サルでもわかる」シリーズとか、NHKよる10時ぐらいの特集番組などをみて、時事問題に強くなりましょう。

【SPI対策は、完全に】

面接対策をしても、筆記試験で、落ちては何にもなりません。SPI対策の本を買って完璧に準備しましょう。「家庭教師」のアルバイトをしておくと、いろいろ思い出して有利です。

【返事「はい」をきちんという。他人と大きな声で話す】

高校に行っても感じることですが(自動車教習所でも感じました)、名前を呼ばれても返事「はい」がいえる人が少ないようです。意識して「はい」といいましょう。

友人とはおしゃべりできても、他人とは大きな声ではなせない人が多いようです。前述の「メンタツ・ビデオ」で、誰かを前にして、実際に声を出して、ちゃんと聞こえたか批評してもらいましょう。

【TOEICを受ける】

これからは、英語ができないと出世できない時代です。今からTOEICを受けましょう。

【今から「お金」を貯める】

就職活動中は何かとお金がいります。また、お金があれば「時間が買える」場合が多いものです。とくに、地元以外に就職を目指す人は多めにお金を貯めておきましょう。

(ただし、交通費を出してくれる会社もあるので、「遠い会社だからあきらめる」ことのないように!!)。

【「30社」企業研究しておく】

第一志望の企業から内定がもらえるとは限りません。落ち始めると続くものです。そうなると選択肢の「持ち駒」の会社がなくなってきて余計焦ります。今から、30社の企業を会社研究しておきましょう。

【漢字を書けるようにする】

私自身がそうなのですが、ワープロを使っていると、漢字が書けなくなります。論文・作文などで、誤字があると、大変幼稚に見えてソンです。必ず漢字の練習をしましょう。

【電気を消す。ポイ捨てをしない】

社会人として当然の、コスト意識・常識・マナーを身につけましょう。誰もいない教室で電気がついていたら消しましょう。空き缶・吸い殻のポイ捨てはしない。

【毎日、緑黄色野菜を食べる】

就職活動は、体力勝負です。健康には十分留意してください。

とくに一人住まいの人は【悲惨な食生活】をしている人が多いようです。非常に心配です。

毎日、緑黄色野菜を食べましょう。

【正式内定もらったら、お世話になった人「全員」に、はがきでお礼状を書くこと】

大人の社会とはなによりも「仁義」の世界です。10月1日になって、正式内定をもらったら、お世話になった方【全員】に、「報告とお礼」のはがきを手書きでかきましょう。
 

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